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そろばんの先生の年収や収入はどのくらい?「3つの働き方」の収入モデルケースを徹底解説

そろばんの先生の年収や収入はどのくらい?「3つの働き方」の収入モデルケースを徹底解説

そろばんは計算力や集中力の向上効果があるとして、子供を持つ保護者からの需要が安定している習い事です。そろばん教室も各地域に存在していますが、今からそろばんの先生として働きたいと考えている方もいるでしょう。

しかし、一つの職業として確立されているほどメジャーな働き方ではないため、「収入はどの程度なのか」が気になってしまう方もいるはずです。

そろばんの先生の働き方ごとの経済的特徴や収入モデルケースに加えて、今話題のそろばんのオンラインレッスンの収入事情を解説していきます。

現役のそろばんの先生が監修しているので、参考になる部分は多いはずです。そろばんの先生の収入事情を知っていきましょう。
このWebサイトを運営しているのは?

https://www.oshieru.work/manabuterasu-intro/

そろばんの先生の働き方には3通りある

そろばんの先生の収入事情を知っていく前に、まずは「そろばんの先生の働き方」について理解を深めていく必要があります。

ひとくちにそろばんの先生といっても、働き方は人それぞれ。

  1. 団体・協会加入で教室運営
  2. 個人で教室運営
  3. 家庭教師

ここでは、代表的な3つの働き方の概要や経済的特徴を解説していきます。

団体・協会加入で教室運営

そろばんの先生として働く方の多くは、いわゆる「そろばん教室」を運営することでお金を稼いでいます。自宅、もしくはテナントを借りて昔ながらの集団指導スタイルで授業を行い、生徒は週1回から週3回程度通うことが一般的。

したがって、教室を週1から週5程度開くことで運営を行っていきますが、教室の運営方法には団体や協会に加入して、その看板の下で運営するやり方と、個人で運営していくやり方の2パターンがあります。

まずは、団体や協会に加入して教室運営していくやり方の概要や経済的特徴を解説していきます。

集客や運営のしやすさは魅力

団体や協会に加入する場合、教室運営に慣れていない初期の段階でもサポートを受けられるため、集客や運営がしやすいメリットが存在します。一人で運営していると行き詰まってしまう可能性があるため、安心して教室を開ける点が大きな魅力です。

特に「安定して集客する」という点では、団体や協会の看板を利用できるため、完全個人で集客するよりも有利に進められます。

例えば、国内でも知名度の高い団体「日本珠算連盟」の公式サイトでは、以下のようなページが用意されています。

ご覧の通り、こちらのページは東京にある「連盟加入教室・塾」の市区町村ごとの情報を示しており、さらにページを進めていくと、該当する市区町村に存在する教室や塾の、

  • 教室名
  • 所在地情報(郵便番号、住所)
  • 無料体験情報

これらの情報を一覧で確認可能です。もちろん、東京だけでなく47都道府県全ての情報を網羅しているため、このページから集客につながる可能性は大いにあります。

教室を開いて生徒数がゼロの状態から、ひとり、ふたりと増やしていくことは稼ぐという点でも非常に大切です。その後は口コミでどんどん集客がしやすくなるので、初期の集客に貢献してくれるという意味で、団体加入を魅力に感じる方も多いでしょう。

団体への支払いなどランニングコストがネック

このように、団体や協会に加入して教室を運営していくと、稼ぐという点では集客を有利に進められる点が大きなメリットですが、登録や加入、加盟は無料ではないため、運営する上で必要なランニングコストがネックです。

例えば、そろばん教室の運営を行っている「一般社団法人 日本珠算能力検定協会」では、以下のような登録料や講習費用を支払う必要があります。

【初年度登録料】

名称 費用
検定講習料 11,000円
検定員登録料 11,000円
事務手数料 5,500円

【新規開業教室】

名称 費用
開業者講習 33,000円

【2年目以降】

名称 費用
検定員登録更新料 11,000円

新規に教室を開業する場合、検定講習料や登録料、事務手数料で27,500円を、指導者講習で33,000円を、それぞれ支払う必要があり、2年目以降は毎年11,000円を納めなければいけません。

この費用は団体や協会で大きく異なるため一概にはいえませんが、初期投資やランニングコストが発生する点は教室を始める上で気になる点です。また、この費用の他に、賃料や文房具費用など、教室そのものを運営していくために必要なコストも発生します。

加えて、登録後、サポートを受けることはできますが、必ず教室が軌道に乗る保証はないので、最悪の場合、支払った分を回収できずに教室を閉鎖することになる可能性もあります。

個人で教室運営

続いて、団体や協会に加入せず、個人で教室運営をしていく場合の概要や経済的特徴を解説していきます。

言うまでもなく、この方法は誰からもサポートを受けられず、完全にひとりの力で教室を軌道に乗せる必要があるため準備が必要です。下調べを入念に行い、ある程度方向性を固めた上で運営をスタートするべきでしょう。

一方で、団体や協会のしがらみが一切ないため、自由に気兼ねなく、自分のやりたいように運営ができる点は魅力。自分の力で教室を軌道に乗せられれば、仕事に対する自信もつけられるので、「チャレンジング」にそろばんの先生として活躍していきたい方におすすめ。

集客力で収入は大きく変わる

個人で教室運営をしていく場合、団体や協会に登録料などを支払う必要がないため、ランニングコストを最小限に抑えられる点は魅力です。低リスクではじめられるので、「とりあえず」の気持ちでそろばん教室をはじめたい方にうってつけ。

一方で、団体や協会の看板効果が得られず、社会的な信用がゼロの状態からはじめることになるので、ここからどの程度集客をスムーズに行えるかが収入に直結してきます。

まずは教室の存在を知ってもらわないことにははじまらないので、看板を立てたり、近所の方に宣伝をしたりと、足を使って地道に積み重ねていくことが大切です。また、

  • 地域新聞の有料広告
  • ブログ
  • SNS

このような媒体、メディアを活用して効率的に宣伝を行い、露出を増やしていくことも集客に効果があるでしょう。

個人での教室運営は難しい部分もありますが、やりがいが非常に大きく、貴重な経験をつめる良い機会でもあります。低リスクではじめられるので、まずは個人教室から取り組んでいくのも良いでしょう。

そろばん講師

続いて解説するのは雇われのそろばん講師。他人が運営するそろばん教室や塾で働く先生として雇われる形で働くため、教室を運営するよりも手軽にはじめられる働き方です。

また、実際に働いていく中で教室運営のノウハウを学べるため、教室開業の準備期間と位置付けて働いても良いでしょう。

一方で、雇用先がなかなか見つからないのがネック。子供が多い都市部ならある程度、選択肢はありますが、地方の場合は正社員はおろか、パートやアルバイトでも働き口は激減します。

「パートで時給制」が基本

雇われのそろばん講師の契約体系や給与は職場によってまちまちですが、「パートで時給制」が基本になります。決まった曜日の決まった時間に働き、毎月の給与は固定される形が多いので、収入は安定しやすいです。

教室開業の場合、生徒が入るまでは収入が完全なゼロ、むしろ維持費の分だけ赤字になってしまうので、はじめから安定した収入を得られるのは雇われそろばん講師の強み。

一方で、良くも悪くも安定しているため、そろばんの講師として大きく収入を増やすことは難しいです。時間当たりの給与、労働時間は職場の都合で決められてしまうので、大きく稼ぎたい場合には他の働き方の方がおすすめです。

家庭教師

最後に、そろばんの家庭教師について解説していきます。そろばんといえば、大人数で集団授業がオーソドックスな指導スタイルですが、中には授業について来られず、なかなか上達しないお客さまもいるでしょう。

このような場合、その教室で授業を受けていても効果的ではないので、お客さまによっては「個別指導で丁寧に指導してもらいたい」という方もいます。

マンツーマンなので収益性は教室に劣る可能性も

そろばんの家庭教師は、一対一の完全マンツーマンで指導を行うため、先生一人に対して複数の生徒を同時に指導できる教室よりも収益性は低くなりがち。

一方で、教室運営をしなくて済むので、維持費はもちろん不要ですし、手間もかかりません。そろばんの指導ができるなら誰でも働けるので、

  • まずはそろばんの先生がどんなものか知りたい
  • 教室運営は自信がない
  • 月に数万円程度の収入で問題ない

このような方々にそろばんの家庭教師はおすすめできます。

最近話題のオンライン家庭教師も魅力

また、最近話題のオンライン家庭教師もそろばんの先生として魅力的な働き方です。そろばんの家庭教師の収入は、教室運営や雇われ講師と同様に、お住まいの地域の子供の数に大きく依存します。

計算力向上や集中力向上に効果があるとされていても、やはりそろばんは習い事の域を出ないので、子供の数が少なく、学歴意識が低い地方ではそろばんの需要は低いからです。

一方で、オンライン家庭教師はインターネットを通じて自宅からレッスン(授業)を提供するので、お客さまがどこに住んでいるのかは関係ありません。日本全国津々浦々、場合によっては海外にお住まいの方もお客さまになる可能性があるので、この点は非常に魅力的です。

実際、このWebサイトを運営しているオンライン家庭教師サービス「まなぶてらす」には、日本全国から「オンラインそろばんレッスン」のお申し込みが後を断ちません。教育のオンライン化はどんどん進んでいくので、オンラインでそろばんが教えられるようになると、大きなステップアップにつながります。

この章のまとめ
  • 教室運営には団体加入と個人の2通りある。メリットとデメリットをしっかり把握
  • そろばん講師は「パートで時給制」が基本
  • そろばんの家庭教師は手軽にはじめられる。オンライン家庭教師も視野に

そろばんの先生の収入モデルケース

そろばんの先生の働き方には、教室運営、雇われ講師、家庭教師と多様な働き方が存在しますが、それぞれの働き方の収入事情について知りたい方も多いはず。

ここからは、そろばんの先生の収入事情を、それぞれのパターン別にモデルケースとして解説していきます。

教室運営

はじめに、そろばんの先生として働く上で多くの方が気になるであろう、教室運営の収入モデルケースを解説していきます。

なお、先述のように、教室運営には団体・協会加入をする方法と、個人開業の2つのパターンが存在しますが、前者の方法では、以下のようなランニングコストがかかる可能性があるのでこの点には注意してください。

【初年度登録料】

名称 費用
検定講習料 11,000円
検定員登録料 11,000円
事務手数料 5,500円

【新規開業教室】

名称 費用
開業者講習 33,000円

【2年目以降】

名称 費用
検定員登録更新料 11,000円

もちろん、加入する団体や協会によってこの金額は変わります。また、個人開業の場合でも、

  • 賃料(テナントを賃りる場合)
  • 備品(文房具など)
  • その他運営に必要なもの

これらのものにコストが発生するため、手取り額に換算する場合は考慮に入れておきましょう。

なお、そろばん教室の月謝は、「週2で5,000円」として計算していきます。

ケース1:200,000円以上

最初に、教室運営で20万円を超える金額を稼ぐ場合のモデルケースについて紹介していきます。月に20万円を超えるとなると、力を入れた副業から本業レベルの収入ですが、この場合に必要な条件は以下の通りです。

生徒数 40人以上
稼働日数 週5以上

そろばん教室の月謝の相場は週2回から週3回で5,000円以上になるので、最低でも40人の生徒を集めないと200,000円は達成できません。

また、生徒数が40人にもなると、できるだけ多くの日数稼働しないと教室が回らない可能性が高いです。生徒によって教室に来れる日が異なるので、週に5日は教室を開けて運営していくことになるでしょう。

このように、月に20万円、年収換算で240万円を稼ぐには、教室運営に「週5稼働」と大きな力を注ぐ必要があります。生徒も40人以上集める必要がありますが、これが達成できればそろばんの先生としては大きな成功です。

ケース2:100,000円

続いて、教室運営で月当たり10万円以上を稼ぐ場合のモデルケースを見ていきましょう。月に10万円の場合、本業でやっていくには少し厳しいかもしれませんが、副業やパラレルワークとしては十分成立する金額です。

この場合に必要な条件は以下の通りになります。

生徒数 20人以上
稼働日数 週3以上

20万円は生徒数40人、稼働日数が週5以上とかなりハードルが高めでしたが、半分の10万円になると実現できそうなイメージが湧いてくる方も多いはず。生徒数20人は、質の高い授業を提供し、教室運営をスムーズに行っていけば、自然と口コミが広がっていくため十分可能性はあります。

一方で、稼働日数を大きく減らしてしまうと、生徒が教室にこれる曜日や日時が減ってしまうため、「融通が効かない」と敬遠されやすくなるかもしれません。したがって、最低でも週3回程度は稼働をして、できるだけ柔軟に授業を行っていきたいところです。

ケース3:50,000円

続いてのケースは月当たり5万円の場合ですが、ここまでくると実現できる可能性はグンと高まります。副業としても、月に5万円あるのとないのでは大きく変わるため、人によっては「このくらいがちょうど良い」と感じるかもしれません。

達成に必要な条件は以下の通りです。

生徒数 10人以上
稼働日数 週2以上

生徒数が10人以上になれば5万円を達成できるので、早ければ教室をはじめてすぐにでも達成できる可能性があります。

また、10人程度なら稼働日数を落としてもそれほど支障は出ないので、本業や私生活に影響を与えることなく、それほど力を入れずにそろばんの先生として働きたい方におすすめの収入額です。

一方で、そろばん教室は口コミであっという間に広がっていくものでもあるので、気づいたら自分が対応できるキャパシティーを超える生徒数になってしまうこともあるかもしれません。

こうしたことを防ぐためにも、事前に「自分が抱えられる生徒の数」をしっかり決めておき、教室運営が破綻してしまわないように注意が必要です。

そろばん講師

続いて、雇われのそろばん講師の収入モデルケースを解説していきます。そろばん講師の求人情報には、主に以下の3つの契約体系が存在します。

  • 正社員
  • 契約社員
  • アルバイト・パート

このそれぞれで収入事情は異なってくるので、気になるものをチェックしていきましょう。

正社員

まずは正社員ですが、そもそも論として、求人の数が非常に少ないです。求人検索情報サイト「indeed」にて、東京都内の正社員のそろばん講師の求人を検索してみたところ、ヒットしたのはたったの数社のみでした(2021年9月15日閲覧)。

参考:そろばん講師 東京都 正社員 – indeed

日本で子供の数が圧倒的に多い東京でこの結果なので、地方になればそろばん講師として正社員で働くのはあまり現実的ではないかもしれません。

そして、気になる正社員の月給ですが、「20万円〜30万円」が相場だといえます。業務内容は、大手そろばん教育サービス「石戸珠算学園」を参考にすると、

午前中はイシド本部(千葉県白井市)で教室事務業務、午後は各教室へ移動し授業業務を行います。

引用:採用情報 – 石戸珠算学園

以上のようになります。正社員なので、午前中は運営業務を、午後は教室で授業業務を行うイメージですね。

もちろん、企業によって業務内容は異なりますが、運営業務をしっかり行う点は正社員だからこその業務内容だといえそうです。

契約社員

続いてそろばん講師の契約社員ですが、こちらも正社員同様に働き口は少ないです。都内でも多くはヒットしないので、「そろばんの先生として社員で働く」ことの選択肢が多いとはいえません。

肝心の収入事情については、週5日勤務の月給でおよそ10万円〜15万円程度が相場です。そろばん教室でこの程度の金額を稼ぐとなると、週3回、生徒数20人以上となるため、「契約社員だったら教室運営にチャレンジしても良いかも」と感じてしまう方も多いかもしれません。

業務内容としては、契約社員の分、正社員の仕事よりも業務内容は少なめ。仕事量や責任を減らしながら、バランスよく働きたい方におすすめの働き方です。

アルバイト・パート

最後に、そろばんの先生のアルバイト、パートの収入モデルケースを解説していきます。これまで見てきた正社員や契約社員よりも、全国的に見て求人数は安定していて、時給の相場は「1,000円以上」が基本です。

分かりやすく言えば、「塾講師と同水準」の時給なので、コンビニやスーパー、ファミレスなど、一般的なアルバイトよりも時給は高めだといえます。最低賃金が低い地方の場合、かなり割の良い仕事かもしれません。

そして収入のモデルケースですが、アルバイトやパートは働いた時間だけ稼げるので、稼働できる時間を増やすことが収入を増やすために最も大切です。より生徒数が多く、より活気のある教室を選んでガッツリ働くことを意識しましょう。

家庭教師

最後に、そろばんの先生が家庭教師として働く場合の収入モデルケースを解説していきます。

といっても、全国的に見てそろばんの授業を提供している家庭教師サービスは非常に少なく、安定して働くには少し心許ないのも事実です。

ここでは、このWebサイトを運営しているオンライン家庭教師サービス「まなぶてらす」でそろばんの先生として働いた時の、収入モデルケースを解説していきます。

まなぶてらすでは、数学や英語などの一般科目以外にも、プログラミングや英会話、ピアノやそろばんなどの副科目やリベラルアーツを学ぶことができて、中でもそろばんの需要は非常に高いです。

まなぶてらすの学べる科目

こちらがまなぶてらすの公式サイトに掲載している内容ですが、「習い事全部」をオンラインで、完全マンツーマンで学べる点が最大の特徴です。

また、先生の収入は経験や実績に応じて変動し、年一回の昇級も制度として存在します。以下では、まなぶてらす内では標準的な「1レッスン50分で1600円」の授業単価におけるモデルケースを紹介します。

ケース1:100,000円

はじめに、オンライン家庭教師として月に100,000円稼ぐ場合のモデルケースを見ていきましょう。100,000円と聞くと、そろばん教室の150,000円や200,000円の月収からは少し見劣りしますが、一方で教室にかかる維持費や備品への費用は一切不要なので、「完全手取り額」がこの金額になります。

また、オンラインレッスンの特徴から、完全在宅で授業を行えるので、通常の家庭教師で発生する交通費もかかりません。移動に必要な車や燃料代も一切不要なので、このような「オンライン家庭教師の経済的メリット」も頭に入れておきましょう。

さて、100,000円を稼ぐために、まず月当たりに提供しなければいけないレッスン数は、1レッスン50分で1,600円で計算すると、およそ63回のレッスンが必要になります。これを週辺りに換算するとおよそ16回になるので、1週間で50分のレッスンを15回ほど行えれば、この程度の収入を得られる計算です。

そして、そろばんの授業は週あたり1回から2回行うことが多いため、生徒数は最低でも7人程度必要になります。そろばんの生徒だけでこれだけの数を揃えるのははじめは難しいかもしれないので、数学や英語、理科など、他の科目の指導もできるようになっておくと収入が安定しやすいです。

ケース2:50,000円

続いて、オンライン家庭教師として月に50,000円稼ぐ場合のモデルケースですが、単純計算で100,000円の半分なので、月当たりのレッスン数は30回程度、週換算で7回行えば50,000円の収入に手が届きます。

50,000円というと少し物足りない感じもするかもしれませんが、50分の授業を週に7回行えば得られる金額なので、副業やパラレルワークとしての副収入と考えればまずまずでしょう。本業で50,000円の収入アップはそれほど簡単なことではありません。

ケース3:30,000円

最後に、「そろばんの先生で少しでもお金が稼げれば良い」と考えている方におすすめな、月収「30,000円」のモデルケースを解説していきます。

この程度の金額になってくると、達成はかなり容易になってきます。月当たりに必要なレッスン数はおよそ19回なので、1週間当たり4回から5回程度のレッスンを提供すればそれでOK。

30,000円が手元に残るかそうでないかは想像以上に大きいので、そろばんの先生として在宅で軽く働いてみたい方にとっては魅力に映ると思います。

まとめ

そろばんの先生として働くには、教室運営や雇われ講師、家庭教師の3つがありますが、それぞれの収入事情はあまり知られていません。

どの程度の金額を稼ぎたいのか、どのようなスタイルで働きたいのかで、選ぶべき働き方は大きく異なるので、自分に合っていそうな働き方を選んで、そろばんの先生としてお金を稼いでいきましょう。

そろばんの先生として働くための情報をまとめた、以下の記事も参考にしてみてください。

https://www.oshieru.work/abacus-teacher/

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