オンライン指導入門

家庭教師はシフト制?固定勤務制?家庭教師の「働きやすさ」を徹底解説

家庭教師はシフト制?固定勤務制?家庭教師の「働きやすさ」を徹底解説

家庭教師は他業種よりも高時給でやりがいも強く感じられるので、多くの方に選ばれている人気のお仕事ですが、「働きやすさ」について気になってしまうものです。

特に、家庭教師の「スケジュール面」を知りたい方は多いでしょう。シフト制なのか、固定勤務制なのか、あるいは授業を休んでも問題がないかなどは、働く前にチェックしておくべき点だといえます。

現役家庭教師が「家庭教師の働きやすさ」を徹底的に解説していくので、自分に合った仕事なのかを明らかにしていきましょう。

このWebサイトを運営しているのは?

https://www.oshieru.work/manabuterasu-intro/

家庭教師は融通が利くの?働き方を徹底解説

家庭教師は生徒とマンツーマンで授業を行うため、生徒の家庭との兼ね合いがあることから、どうしても「融通がききにくそう」と感じるものです。

一般的なアルバイトは週単位でのシフト制度で勤務しますが、家庭教師はどうなのでしょうか?まずは勤務制度から確認していきましょう。

家庭教師は「固定制」

結論からいえば、家庭教師の勤務制度は「固定制」になります。家庭教師として働く場合、基本的には「仲介(登録)サービス」を利用しますが、事前に勤務可能な日時を登録しておくことが一般的です。

そして、お客さまとのマッチングをした後、実際に授業を行い、継続することになった時点で改めて、授業を実施する「決まった曜日・時間」を決定します。

したがって、「毎週決まった日時で働くことになる」という点では融通はきかないので、少し働きにくく感じられるかもしれません。

一方で、一般的なアルバイトや仕事であるような「この時間働いてくれない?」といった無茶振りは一切ないので、「毎週自分の希望通り働ける」という意味では働きやすいといえるでしょう。

塾の方が融通が効きやすい?

このように、家庭教師は一般的なシフト制のアルバイトよりは融通がききにくいですが、学習塾と比べるとどうなのでしょうか?多くの学習塾はシフト制を採用していますが、その実態は「シフト制という名の固定制」です。

そもそも、塾や家庭教師などの教育業は、各講師が担当できる科目が決まってしまう都合上、全ての講師が100%自由にシフトを組んでしまうと、塾全体の運営が成り立ちません。

また、多くの塾は講師に受験生などを割り当てる「担当制度」をとっているため、毎週異なる時間に各講師がシフトを出すと、生徒の授業時間も変更しなければならず、これもまた塾全体の運営に支障をきたします。

したがって、塾はシフト制、家庭教師は固定制と名前は異なるものの、本質的にはどちらも「同じ曜日、時間」での勤務が好ましいといえます。

「週1日・1時間」でも積極採用

家庭教師は家庭単位での契約になり、各家庭と1対1でスケジュールの交渉ができるので、「週〇日、〇〇時間以上勤務が望ましい」といった縛りがありません。「週1日・1時間」でも積極的に採用を行なっているので、「すきま時間に働きたい」など、柔軟性が求められる働き方にも対応しています。

ただし、家庭教師を利用するお客さまの多くは、「同じ先生に数学と理科を指導して欲しい」など、複数科目の指導に関するニーズをお持ちです。したがって、あまりにも働ける時間が少ないと、需要を取りこぼしてしまう可能性があるため、最低でも週に数コマは入れるよう、スケジュールに余裕があると良いでしょう。

もし休みたい場合は?

まずは家庭教師の働き方を解説しましたが、多くの方が気になるのが「休みたい時に休めるのか」ということでしょう。

前提として押さえておきたいのは、家庭教師は「完全マンツーマン」「家庭と直接交渉」の働き方が基本なので、不用意にスケジュールに穴を開けることは、お客さまとの信頼関係に大きな傷をつけます。

したがって、「休むに越したことはない」と覚えておきたいところですが、「どうしても休みたい」「やむを得ず休まなければいけない」ようなシチュエーションもあるでしょう。

こういった場合は、どのように家庭教師として働いているかによって、大きく対応が異なります。

  1. 仲介サービスが講師とお客さまの間に入る
  2. 仲介サービスが講師とお客さまの直接交渉を認めている
  3. 仲介サービスを利用しない個人契約

この3つのパターンにおける、それぞれの休む時の対応を確認しましょう。

1:仲介サービスが講師とお客さまの間に入る

最も一般的な対応は、「仲介サービスが講師とお客さまの間に入る」パターンです。

家庭教師として働くには、個人契約をしない限り、講師と生徒をマッチングさせる家庭教師登録センターと呼ばれる「仲介サービス、登録サービス」を利用することになりますが、このサービスが間に入って調整を行ってくれます。

そして、多くの場合で「代行の講師」を派遣するので、授業時間の変更はありません。

したがって、「スケジュールに穴が開かない」という点では気楽に休めるように感じられますが、別の見方をすれば「担当を外される可能性がある」ともいえます。

家庭教師は完全マンツーマンなので、指導力と同じくらい「相性」が重視される都合上、「代行で入った講師の方が相性が良かった」と生徒が感じることもあるでしょう。

ゆえに、この「仲介サービスが講師とお客さまの間に入る」パターンでは、代行の講師が入ってくれるからといって油断をしているとせっかく付いたお客さまが離れていくリスクがあるので、注意してください。

2:仲介サービスが講師とお客さまの直接交渉を認めている

続いて取り上げるのが、「仲介サービスが講師とお客さまの直接交渉を認めている」パターンです。

このパターンでは、仲介サービスはあくまで講師と生徒のマッチングを行うだけで、お客さまとの交渉のほとんどを直接講師に委ねることで運営しています。このWebサイトを運営しているオンライン家庭教師サービス「まなぶてらす」も、このパターンの仲介サービスです。

講師側が直接、各家庭と交渉をしなければいけないので、先述の「仲介サービスが講師とお客さまの間に入る」パターンよりも休みにくいように感じられます。

しかし、各家庭と「信頼関係」をしっかり結べているならば、保護者さまも休むことに理解を示してくれますし、通常とは異なる日時に授業を行う「振り替え」を行えばスケジュールに穴は開かないので、仲介サービスが間に入るよりも「自由に休める」と考えて良いでしょう。

3:仲介サービスを利用しない個人契約

最後に、「仲介サービスを利用しない個人契約」の場合ですが、こちらは先ほどの「仲介サービスが講師とお客さまの直接交渉を認めている」パターンと同じように、直接お客さまと交渉を行います。

振り替えをしっかり行うことで問題なく休めるので、比較的自由に休みをもらえると考えて良いでしょう。

家庭教師は、もし講師が休みをもらったとしても、代行の利用、もしくは振り替えを行うことで、「全体の授業数」が変わらなければクレームにはなりにくいです。対応を間違えなければ自由な働き方ができる仕事だといえます。

注意すべきシーズン

家庭教師にも、いわゆる「繁忙期」が存在します。代表的な繁忙期は、以下の2つのシーズンです。

  • 受験間際の冬のシーズン
  • 季節の変わり目の定期テストシーズン

家庭教師のみならず、教育業で毎年やってくる繁忙期が、受験間際の冬のシーズンになります。子供たちにとっては人生がかかっている極めて重要な時期なので、この時期に授業に穴を開けることは、極力避ける必要があります。

一方で、私たち大人にとっても、この冬のシーズンは何かと忙しいタイミングなので、どうしても働けない時が出てしまっても仕方ありません。

幸い、この時期の受験生は部活を引退しており、基本的にいつでも授業ができる状態になっているので、働ける曜日・時間に振替を打診すれば、問題なく休みを取れるでしょう。

長期休暇は可能?

以上のように、家庭教師はそれほど頻繁にでないならば、休みたい時に休みを取れる柔軟な働き方が可能です。では、1週間〜2週間単位で休みをもらう「長期休暇」は現実的なのでしょうか?

結論からいえば、旅行や休養など、講師にもリフレッシュが必要なので、もちろん長期の休暇を取ることは可能です。

しかし、先述のように、受験間際や定期テスト前に長期でスケジュールに穴を開けてしまうと、「一番必要な時に授業を受けられない」ため、タイミングは考える必要はあります。

狙い目は「3月と8月」

長期休暇を取る上で、狙い目となるタイミングは「3月と8月の中旬」です。3月上旬になれば受験は一通り終わりを迎え、年度終わりの定期テストも上旬で決着がつきます。

また、8月は受験生以外の授業の需要が少ないですし、バケーションシーズンなので「休養をとっても違和感がない」時期です。

逆にいえば、このシーズンを逃すと、受験や定期テストが何かしら関わってくるため、総じて休みにくくなります。夏と春に旅行に行くルーティンを立てれば、家庭教師として働きながらプライベートも充実させることができるでしょう。

この章のまとめ
  • 家庭教師は固定制だが、休みを取ることはできる
  • 休む時はお客さまとの信頼関係に注意
  • 長期休暇は受験、定期テストが関与しないシーズンを狙う

どこでも働ける「オンライン家庭教師」がおすすめ

家庭教師は「自由に働けない窮屈なお仕事」というイメージが先行しがちですが、実際は自由度高く、プライベートを大切にしながら働ける自由度の高いお仕事であることが分かったと思います。

しかし、それでも定期テストや受験に振り回されてしまうのは事実なので、ここからは、より自由度の高い働き方を実現できる「オンライン家庭教師」という選択肢についてお話ししていきます。

訪問型家庭教師は確かに休めるが…

先述のように、訪問型の家庭教師は、確かに休むことは可能です。しかし、休むといっても「代行講師の派遣」「別日に振り替える」といった対応を行うため、そこまで気軽に休めるものではありません。

安定した稼働は人気講師の必須条件なので、家庭教師として実績を残していきたいなら、「いつでも頼れる先生」とお客さまから思われるよう、出来るだけスケジュールに穴を開けないように振る舞う必要があります。

オンライン家庭教師は「どこでも働ける」

そこで注目なのが、「オンライン家庭教師」という働き方です。学習塾や家庭に訪問する訪問型の家庭教師は、「特定の場所(塾やお客さま宅)に行く必要がある」からこそ、働く場所に縛られてしまいます。

しかし、インターネットを使って授業を行うオンライン家庭教師なら、場所を選ばずどこでも稼働できるので、訪問型とは比較にならないほど自由度高く働けるのです。

したがって、やろうと思えば出先からでも授業が可能なので、

  • 宿泊
  • 旅行
  • 帰省

こういった「訪問型家庭教師なら稼働できない」ようなシチュエーションでも、「労働環境」さえ整えれば問題なく稼働できます。

では、出先からの授業に必要な労働環境とは、一体どのようなものなのでしょうか?

ノートパソコン・タブレット

オンライン家庭教師は授業(ビデオチャット)を行うための機材が必要なので、ノートパソコン、もしくはタブレットといった「持ち運び可能な端末」が必要になります。

とはいえ、出先にこれらの端末があるなら持っていく必要がないため、実家など頻繁に足を運ぶ場所には、サブ機などを用意しておくと働きやすくなるでしょう。

書画カメラ・タブレット

授業のスタイルにもよりますが、オンライン家庭教師にとって「講師の手元を見せる」ための機材も重要な仕事道具の1つです。

具体的には書画カメラ(手元をカメラで写す機材)や、スタイラスペンが使えるタブレット(講師が記入した画面を共有)が該当しますが、携帯性という観点で考えると、タブレットの方が出先での授業には適しているでしょう。

インターネット環境

パソコンやタブレットといった電子機器以外に、必ずなければいけないのが「インターネット環境」です。これがないと生徒とビデオ通話ができないため、稼働そのものができないことになります。

一方で、ビデオ通話に求められるインターネット回線の品質はそこまで高くないため、外出先で用意されているインターネット回線を用いることで稼働できるでしょう(セキュリティがしっかりしていることが前提)。

最終手段として、スマートフォンそのものをWi-Fiルーターにできる「テザリング」を使用できるので、「日本中どこでも働ける」といっても言い過ぎではありません。

https://www.oshieru.work/lecture-tethering/

このように、オンライン家庭教師は場所を選ばず働けるため、工夫次第で休みを取らずにプラベートを充実させられます。何かに縛られずに、自由な生き方をしたい方におすすめの働き方です。

家庭教師は融通が効きやすい魅力的なお仕事!

家庭教師は固定制なので、「仕事に縛られる窮屈なお仕事」だと思われがちですが、実際は各家庭と信頼関係を結ぶことで、比較的自由に休みをもらえるお仕事です。

一方で、オンライン家庭教師は場所に縛られずにどこでも稼働できるため、休みを取らずとも宿泊を伴う帰省や旅行ができます。

このWebサイト「オシエル.WORK」を運営しているオンライン家庭教師サービス「まなぶてらす」は、先生たちが快適に働けるように、以下のような取り組みを行なっています。

  • 教え方や使用テキストに一切の縛りなし
  • 面倒な報告書の類の提出は一切なし
  • 病気や災害時の収入補助

いずれも在籍している先生方からとても好評!私たちと一緒に働きたい方は、以下のリンクから講師応募をお待ちしております。

まなぶてらすの講師応募はコチラ

ABOUT ME
まなぶてらす
「とびきりの先生をいつものリビングに」をキャッチコピーとするオンライン家庭教師サービス。世界中の「とびきりの先生」たちにオンライン教育に関する情報を発信するため、当Webサイト「オシエル.WORK」を運営中。2021年8月に、在籍する先生の稼働率が90%を初めて突破しました。講師応募はコチラから。